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ハスイ

Author:ハスイ
観察点は曲がり気味。そしていつも的外れ。個人の独断と偏見に基づいた「ゆるい」感想ブログです。誤字脱字も多し。耽美・トンキワ本が大好物です。

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↓伝説のマグロ漁師BL。更新が楽しみです!
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自分の中でも特別な位置にある作品です。未読の方には「兎に角読んで頂きたい」と自信を持ってお勧め出来るシリーズです。感想はこちら。新装版の感想はこちら

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同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)

青春ピュア野郎達が眩し過ぎます。”おいろけメガネ”に翻弄されて下さい。感想はこちら


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青の疑惑

青の疑惑 (キャラ文庫 み 3-1)青の疑惑
(2007/11/27)
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【あらすじ】

捜査に手段を選ばない一匹狼の刑事・九鬼(くき)と、笑顔の下に酷薄さを隠しもつヤクザの跡取り・陽介(ようすけ)──。正反対だが共に危険な匂いを纏う男二人に好かれてしまった整体医の恭(きょう)。危ないと知りつつ拒絶できずにいた恭だったが、ある朝医院の前で不審な死体を発見!! 事件に巻き込まれた恭は組織に狙われてしまい…!? アウトサイダーな男たちが火花を散らすトライアングルLOVE!! 

日本最大級ネット書店のイーブックオフ

【感想】

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新年一発目から出遅れ感想で失礼致します。

【TB企画】行く年来る年2007-2008」で少し言及をした為、改めて感想記事にする事は控えようと考えていましたが、やはり思い返して感想を認める事にしました。

さてさて。

元は医師を目指していた恭は、ある事情により夢を断念。現在は整体師として、叔父から譲り受けた整体院を一人で切り盛りしている。

持ち前の美貌もあり、刑事の久鬼、ヤクザの跡取りである陽介からは、顔を合わせる度に口説かれている。心の中では、いつも温もりに餓えて縋れる胸を捜しているが、しかし自分の過去に縛られている為、他人に心を預ける事が出来ないでいる。

ある時恭は、世間を騒がせている事件の一端に巻き込まれた。事件に絡んだ犯人達に拉致されてしまうが、久鬼と陽介に助けられて一応のハッピーエンド。

大まかな流れはこんな感じですね。

ドM整体師が良い男を両天秤にかけた変則ラブストーリーでございます。

恭がドMになる過程は凄まじいです。しかし。やっている事は痛々しいのに、読後はそれ程痛々しさを感じないのが不思議。

道具やスパンキングは勿論の事、天井から吊るされるわ〜、メスで血管を傷付けられるわ〜、窒息寸前まで首を絞められるわ〜で大変。

恭がドMになり、そして他人に心を預けられなくなってしまった原因を作った、過去の男との出来事は、無謀なプレイの連続でした。

無理なプレイが祟り、片目の視力を低下させてしまった現在は、整体師としての道を歩んでいる恭ですが、見事な危機寄せ体質の持ち主。

たまたま変死体を発見し、妙な事件に巻き込まれる訳ですが、恭の美貌を確認した犯人グループからSM映像に出演させられてしまいます。

既視感を覚える展開でしたが、攻めの一人である久鬼は、”出演者”として自ら事件に巻き込まれた状況で、もう一人の攻めである陽介は、ヤクザの跡取りでありながら、舎弟達を巻き込まずにたった一人で恭の拉致現場に乗り込む様子には、珍しさを覚えました。

二人の男に助け出されるお姫様の恭ですが、作中で九鬼と陽介、夫々に抱かれる様子は本当にドM。

恭は九鬼と陽介を両天秤にかけ、しかし少しだけ九鬼に対する想いが強いように思えるのですが、この三角関係カップルの不思議な所は、刑事である九鬼と陽介に、妙な共存感覚が見られる事なのですよね。

お互いの存在を厭いながらも認めていて、恭に関する時だけは、妙な紳士協定的態度を見せる事もある。

恭を「恋人として」認識しつつも、二人の関係は、あくまでも「恭を介した忌々しい知り合い(兄弟か)」止まり。

「トライアングル・ラブ」と銘打ちつつも、実際の所、”恋愛感情”に限定をすると↓この図式に仕上がる訳です。

3p.jpg

本当の意味での、三角関係とは言い難いような気もするんですね。

「兄弟」である事や、恭を助ける際には手を組み程に、お互いの恭への気持ちを理解し合っている事は間違いないんですが、「3人同時に愛し合う展開」に発展するかと言うと、どうにも曖昧な所がありますし。

九鬼も陽介も「恭を独り占めしたい気持ち」が強い事は判るんですが、お互いが揃った状態で恭を愛する事には拒絶反応を見せそうですしね。(笑)

せめて、「恭を一番に愛しながらも、(九鬼と陽介が)お互いの存在を必要不可欠なものだと認めてしまう”精神的3P”」が見られたら、より「三角関係」でこの三人が繋がり合う事の重要性が見つかったのかも知れませんけれども、あのラストでは、「三角関係」の要素をそれ程強く感じませんでした。

肉体的3P以上に、精神面で三人が深く絡んだ3P展開があった方が、より三角関係が強調される気がします。

ここ数日、濃ゆいものばかりを目にする事が多い為、腐る事に対しての上限が一時的に上がっている影響があるのかも知れませんけれどもね。

もう少し。

違う気分の時に改めて読めば、しっくり来るのかも知れません。

新年一発目から面倒な人間性を発揮してしまい、失礼致しました。

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