
【あらすじ】
豪華客船ベオウルフ号に銀河赤道祭の狂熱が高まるなか、宙難審判庁理事官ザウバーは再びその男と出会う。彼の妻子を奪った謀略に関わる男、オージュール・バラジュデーラ。行政の暗黒面に身をおき、ひとり自らの戦いを戦う銀河連邦のGメン。オージュールが告げる、ザウバーの復讐に費やした空白の時を埋める事実とは―。漂白の宇宙都市を揺がす権力闘争と人狼事件。廃星デヴォンの調査隊を襲った災厄。十年前と変わらぬ少年の姿で、いまもオージュールによりそう青い髪の少年の謎。そしてすべてが整ったいま、始まりが待たれる最後の闘い…(上巻)。
孤絶したデヴォン星で百年の孤独に耐えて生きた青い髪の少年のリュシアン。かたくなに心を閉ざし,オージュールの精神感応力も及ばぬ超能力を秘めた彼の傷ついた魂を癒やすのは、オージュールとデヴォン星の機械知性,美貌のテロリストの奇妙なチームだった。やがて開かれた少年の心には、七百年の時をへだて、美しき狂王に率いられた少年十字軍の血の祝祭劇があった。そしていま、天空の王に棒げる赤道祭にわく船内に、再び連邦の理念をかけた戦いが始まる。それは、オージュールの、人間的存在の意味をかけた自らの戦いにほかならなかった…(下巻)。
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【感想】
タワーレコード
苦戦を強いられながらも読んでしまう。妙な中毒性のある野阿先生の作品ですが、今作も苦戦を強いられました。1日数十頁を読み進めるだけで限界を迎えてしまい、読了までには10日以上がかかってしまいました。読者としてはヘタレ一辺倒ですが、苦戦を強いられたなりに、興味深い作品でもありました。尚、挿絵は萩尾望都先生です。
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